一酸化炭素、Carbon Monoxideの有毒性

一酸化炭素は有毒な気体（ガス）ですが、一般生活でも遭遇しやすい気体です。　飛行機や自動車などのエンジンからでる排気ガス、不完全燃焼を起した暖房器具、整備不良の給湯機、調子の悪いガスコンロ、練炭などに含まれて居ます。また火災時にも発生し命を落とす事故も毎年の様に発生しています。　量は少ないですがタバコの煙にも含まれて居ます。

一酸化炭素は血液中に有る『酸素を全身に運ぶヘモグロビン』と結合しやすいのが特徴で、吸い込んだのが少しの量であっても血液の酸素運搬能力を低下させ、酸素欠乏状態を招きます。　

一酸化炭素とヘモグロビンの結合力は、酸素の２００倍です。その為に少量でも吸い込むと酸素の供給が著しく悪影響を受け、頭を含めた全身が酸欠（Hypoxia）の状態になります。また飛行機は高度の高いところを飛ぶため、酸素の量が少なく、地上に居るよりも影響が強くなります。

そして怖い事に、一酸化炭素は無色、無臭、無味です。（Colorless, Odorless, Tastelss)　排気ガス自体には色々な不順物が有るので臭いが分かります。航空機や自動車では排気ガス、家庭などでは都市ガスなど何らかの兆候があれば一酸化炭素も疑ってください。換気も大事です。排気ガスで自殺を図る人がいるぐらい、一酸化炭素は有毒なガスです。

〈試験対策〉　

“Carbon Monoxide prevents the hemoglobin from carrying oxygen to the cell.”
もっとやさしい英語で言うならば
“Carbon Monoxide reduces the ability of the blood to carry oxygen.”　か　”Corbon Monoxide blocks Oxygen (to be carried in body)"

そして特徴は “The gas itself is colorless, odorless, and tasteless.”　それと　
"Susceptibility to carbon monoxide poisoning increases as altitude increases."

TOPに帰る