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Turns about a Point/Pyron

この訓練は、地上に有る目標物を中心に綺麗な円を描いて飛行する訓練です。 風に流されない様に行わなくてはなりません。この訓練は他のGround Reference Maneuversの基本ともなります。 と言うか、これが出来れば後は応用と言うかコースがちょっと違うだけで簡単に出来る様になるはずです。 教官や試験管が言う目標地点がハッキリと理解できるかどうか位でしょう。

旋回中の修正方法

注意点はDownwindから入ること。DownwindはGround Speedが一番早いので、バンク角度が一番深くなります。 それ以上、深いバンク角度にはなりませんので、最後まで安全に飛行できます。 次は訓練を積んで、目標点から適切な距離でコースに入ります。 訓練中は他の訓練項目と同じ様に、一つの物に気を取られない様に注意してくださいね。 横や計器ばかりを見ずに、Noseと水平線の位置を保つ様にしましょう。 (これはトリムを使うと楽でしょう。) そしてプランニングを行う為に、90度毎か45度づつでも良いので、目標通過地点を決めておくと修正が楽になります。

これに似た項目でS-Turnと言うのがあります。これはコースが円形では無くて、左右に180度づつ旋回する訓練です。180度で旋回する方向を変えるだけなので、Turns about a Pointがマスターされていれば問 題は無いでしょう。また似たような物に8's Around Point や8's across a roadやら似たような訓練も有りますが、これは円形のコースが左右に出来る応用型なんで、これも基礎が出来ていれば大丈夫でしょう。 細かくは貴方の飛行教官の教えに従ってください。 

Ground Reference Maneuvers でS-turnsと言うのも有りますが、基本はTurns about a Pointです。

私が見てきた中で一番多いミスが、計器ばかりに気を取られる(AltimeterやBall)か横の目標物に気を取られて、他の物が疎かになっています。 前、横、何度も書いていますが計器と全てを見て飛行してください。 そして、何時でも貴方の場所やHeadingを把握していれば上手くいきますから。

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    1. Ground Reference Maneuvers - Introduction
    2. 風の中を真っ直ぐに飛行している時
    3. 旋回中に風が与える影響
    4. 風の影響を修正をしながら、旋回する
    5. Ground Reference Maneuvers のコツ
    6. Turns about a Pointとか
    7. Rectangular Course

     

 

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