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Thunderstormとアクシデント ここの目的は人為的な航空機事故防止です。

ここの掲示板に、常連さんですが厳しい意見や疑問を投稿して頂いているPropさんが居られます。 (私にもかなり辛口な意見をされます)
彼より、ある掲示板で信じられない事が書かれているとの報告がありました。
ある日本人教官から内容を疑う驚くべき質問と解説が有ったとの書き込みでした。その内容は

空港から数マイルの所でThunderstormが発生している場合はどの方向に離陸するべきか?と言う質問がある教官らからなされ、
彼の言う常識(コモンセンス)では「飛ばない」と言う選択は否定されると言う内容でした。 西海岸で教官をしていた私には驚きです。

Propさんも教官であり、アクロバットも教えられています。そして本業はPart 135の職業パイロットです。 彼もCFIとして辛口の意見が私にも届きます。 強力な書き込みやらメールなんですけど、逆に勉強させてもらってます。

私が信じられ無いと回答したりしていると調布で飛行されている方が、そんな事実は無いと書き込まれました。ちょっと安心。
その間に、そのフロリダ州で クロスカントリーを「行い、本当のThunderstormに遭遇された方の恐怖の体験話が書き込まれました。 
本人の恐怖は、死ぬまで忘れない事だったと思います。この話を元に色々と考えたいと思い、このページの作製を行いました。

この体験を皆で共有し、その皆様が少しでも安全なパイロットに成れればと思っています。また命の危険を感じる時に、教官に対して「No!」と言える様に、また1人の時に「飛ばないと言う勇気のある選択」が出来る様にと思い、このページを作っています。
また、ADM, Aeronautical Decision Makingの参考としても、研究に値する事件と思います。

私はアメリカ西海岸で免許を取り、飛行教官もやっていましたが、西海岸ではThunderstormが少ないのです。 その為、経験や知識が少なく実体験による経験が無いので皆様にお伝えする事はすく無いのですが、 この経験談は衝撃であり、良い勉強になりました。西海岸でもThunderstormが無い訳でもありません。 山手に行くと少しですが発生してる時もあります。 もちろん、私が存在していたサンフランシスコ地域でも、雨季になれば多少は発生しますし、実際にHailも降ります。(HailはThunderstormから降るアラレの事です。)私の98%の体験が西海岸でもあり「Thunderstormには疎い」と認めなくてはなりません。 西海岸では大気が安定しているので、Thuderstormの発生が少ないのです。 発生すれば離陸を辞めるのが当たり前と教えられています。 この様な体験談を読んだり聞いたりするしか方法が有りません。

しかし、夏場は大気の安定性がかなり高く、また空気か乾燥する傾向が強いので、Thunderstormの発生する要因が少ないです。
日本の様な夕立は無いと言っても良い位でしょう。 夏場でも、まれにかなり不安定になる時が有りますが、雷雲を発生させるほどの湿気がありません。その為に、天候の良い西海岸で訓練される日本人の人が多く居ますし、他の国からも多く集まって来ているのが現実です。
この様な体験談を読む事で、考え、西海岸で訓練されている方にもThunderstormについて考える機会でも有ると考えます。

西海岸だから悪天候では少ないと言ってThunderstormを無視する訳にはいけません。 想像もしない時に発生するのが自然の驚異でも有ります。
多くの皆様は天候の良い所、アメリカ西海岸で訓練されていると思います。そして 経験を積んで上の世界に行くと、色々な所で飛行し、色々な場面に遭遇すると思います。 その時に必要なのが訓練や勉強した事、聞いた事や、考えた事です。

この話の舞台にになったフロリダや日本の様に頻繁には発生はしませんが、何処で有っても安全なThunderstormは有りません

Thunderstormではありませんが、私も「死んだ!」と思った事が何度かありましたが、その時に思い出されるのが、 ちょっとした会話でのヒントや、雑誌で読んだ記事、訓練した時に言われた事です。 間違った知識や自慢は危険ですが、正しい知識は命を救います。 また、飛ばないと言う勇気を持つ事も大事で有ると感じて頂ければと思います。 基礎訓練中にThunderstormに遭遇する事が少ない人に是非、考えて欲しい題材です。

今回の体験談が投稿されたトピックは、ある掲示板でのThuderstormは数マイルで発生した場合の離陸方向でした。 元々の出題者の方は「アメリカ中部や東部では毎日の様に見える」と書かれているので、Thunderstormに関する知識は相当な物でしょう。 フロリダの様に冬でもThunderstormが発生しやすい地域では、それと付き合うのが一般的なのかも知れません。 数マイル距離で発生しても訓練だけで無く、試験もするそうなので、私が思ってるのとは違うかも知れません。 また日本でも雷雲が有っても通常に飛行する様にも答えられていたそうです。(気象レーダーを備えた航空機とかなら、理解は出来るが、Cessna-152やPiper機じゃね。)

確かに私は日本での経験も無ければ、フロリダやアメリカ中部の様にThunderstormが多い所で飛行をした事がありません。
しかし、Thunderstormや数マイルでの飛行は絶対に否定します。 経験豊富でもThunderstormの勢いが変わる訳でもありませんから。

実はこの「ある教官さん」も面識があって、ちょっと驚きなんです。 雷雲が数マイルでセスナで離陸を言う人とは思え無いのです。
経験も多いし、資格も私よりも多くてね。一度彼のノートと言うのを見せ頂いた事があったけど、凄く良くて感激したのですけどね。
Special VFRが安全と言う考えも、信じられなくて。 安全対策と言うのは、主観的な所が多いから、誤解が有るのでしょうか。

例え、毎日の様にThuderstormと共に飛行しる人が居ても、私は飛行を辞める様に強く勧告するでしょう。 毎日で慣れていると書かれている、「元々の出題者さんもThunderstormが予測不可能」と書かれています。 これは外部の者から見れば「矛盾」です。

またフロリダやアメリカ中部でThuderstormが発生中でも離陸する人が居れば、その判断を考え直して欲しいと思っています。 

注意点 : フロリダはThunderstormが多いですが、訓練に不向きとは思いません。 どこで訓練されても学ぶ事は有ります。Thuderstormが多いと言う事は、訓練は遅れるでしょう。でも考えを変えると、西海岸で訓練するよりも気象に強くなるとも言えます。
ただ、不注意な飛行は謹んで下さい。フロリダを選ぶ事には否定はしませんが、Thunderstormには奥深く勉強し、用心深く訓練して下さい。
西海岸は天候が良過ぎるぐらいですので、天候の勉強や訓練には疑問ですから。

私なりの解説を付けたの公開し、その後に皆さんで色々と議論が出来ればと思います。 掲示板では無いので、瞬時にはコメントが乗せらませんが、皆で知識を出せたら内容が濃くなり、 また、この様な極限を考える事で万が一の際に、より助かる可能性が高くなると信じています。

掲示板やメールでご意見を頂ければと思います。

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