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Private Pilot : 2008年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

180. - PLT091
(Refer to figure 30, illustration 2.) Determine the approximate heading to intercept the 180° bearing TO the station.
A) 040°.
B) 160°.
C) 220°.

(図30、イラスト2を見て)局に向かう180度の磁方位(TO)にインターセプトする針路(機首方向)は
A) 040°
B) 160°
C) 220°

(Figure 30, illustration 2を見て)180°Bearing TOにインターセプトするHeadingは
A) 040°
B) 160°
C) 220°

Approximate 大体の、大まかな
Intercept 決められた航路に乗り入れる事、コースに近づき合流する。
180°Bearing TO the station: 180度の方向で局に向かうコース。 (180度でTO the Station)

 

 

これが、Figure 30, illustration 2です。 ADFですね。 Headingがパイロットによって合わされているか、自動的にHeadingが天辺に来るタイプでしょう。 
どちらの種類でも、このADFはHeadingを示していると考えます。


この問題の解説  ADFに関しての予備知識はここにも有りますので、ご参考にね。

  1. 問題の訳をちょっと変えますと、、、、「図の様な表示の時、180°Bearing TOのコースに合流するにはHeaingdはどれぐらいが良いかな?」です。

    答えの求め方は、 
    1. どこのコースに乗るの? 
    2. 私は何処? 
    3. そのコースに対して私の位置は? 
    4. そこから何度の角度で飛行すれば良いの?
  2. NDB 180 TO the Stationまず、考えるのが問題の意味。 180°Bearing TO (180度の方向で局に向かうコース。
    180度でTO the Station)に合流すると言う事で、局から見た180°Bearing Toの方向を考えましょう。 180°TOなら飛行機のHeadingが
    右の図になります。


    180度で局に向かえると言う意味ですから。。。。。。 これが 180°Bearing TO the Stationになります。 

    また赤い矢印で示されているコースが、インターセプト、Interceptと言います。角度は30~45度とも言われてますが、
    近い時は3度~20度ぐらいでインターセプトする場合もあります。


    (VORだと何も言わないと、FROMになりやすいので勘違いし無いでね。)



  3. 局から真北にあるコースで、向きは局に向かう方向です。 (このコースで局に向かうと、Headngは180°になります。)



  4. 次は上のADFイラストを見て、飛行機の位置を確認します。
  5. ADFは初めからHeadingに合わされているので、矢印の方向を見るとその場所からのMaganetic Bearing TOが分かります。


    現状では矢印が190度を示しているので、190°Bearing TO に居ると分かります。
     (イラスト2を見てください。)


    今回はADFに直接Headingが入力されているので、矢印の方向がBearing TO the Stationになります。






    (もし、ADFの目盛が固定式か、000度(360°、北)に合わされていれば、左の図にある計算式が使われます。MB=MH+RB)


    (ついでに、、、矢印の反対はBearing FROMです)


  6. 190°TOは190度で飛行するとStationに向かうと言う意味ですから、局からやや北東よりになります。
    右の図で、局とコースの位置関係が分かると思います。

    使いたいコースが 180°Bearing TO
    現在に居るコースが190°Bearing TO。

    インターセプトするには、赤い矢印の方向に飛行する事になります。
  7. そこから180°TOにインターセプトするには、30~45度の角度で向かいます。
    180°+ 30~45°= 210~225°
    (場所によっては引き算になりますが、この場合はコースは右側にあるので足し算になります。)
  8. 答えは 180°プラス 適当な角度となるので、一番近い220度が答えとなります。


ADFに関しての予備知識はここにも有りますので、ご参考にね。



Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 2008年03月18日より出題

001 ~ 010 011 ~ 020 021 ~ 030 031 ~ 040 041 ~ 050 051 ~ 060 061 ~ 070 071 ~ 080 081 ~ 090 091 ~ 100
101 ~ 110 111 ~ 120 121 ~ 130 131 ~ 140 141 ~ 150 151 ~ 160 161 ~ 170 171 ~ 180 181 ~ 190 191 ~ 200
201 ~ 210 211 ~ 220 221 ~ 230 231 ~ 240 241 ~ 250 251 ~ 260 261 ~ 270 271 ~ 280 281 ~ 290 291 ~ 300
301 ~ 310 311 ~ 320 321 ~ 330 331 ~ 340 341 ~ 350 351 ~ 360 361 ~ 370 371 ~ 380 381 ~ 390 391 ~ 400
401 ~ 410 411 ~ 420 421 ~ 430 431 ~ 440 441 ~ 450 451 ~ 460 461 ~ 470 471 ~ 480 481 ~ 490 491 ~ 500
501 ~ 510 511 ~ 520 521 ~ 530 531 ~ 540 541 ~ 550 551 ~ 560 561 ~ 570 571 ~ 580 581 ~ 590 591 ~ 600
601 ~ 610 611 ~ 620 621 ~ 630 631 ~ 640 641 ~ End  

Learning Statement Reference Guide for Airman Knowledge Testing ( September 28, 2007)
PLT999等と問題番号の横に書かれているコード。問題の種類が書かれています。
PLT001~092 : PLT093~212 : PLT213~315 : PLT316~365 : PLT366~519

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


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