Las Vegas (LAS) ATIS

この日の状況が分ればと思い、ちょっとテキスト化してみました。

音声データ　LAS ATIS F

McCarran Airport Information Foxtrot,
1515 Zulu,
Wind 200 at 4,
Visibility 10
Sky Clear below 1,2 thousand (12,000)
Temperature 6, Dewpoint minus 5,
Altimeter 3040.
Visual Approaches in Use
Landing Runways 25 Right, 1 left.
Departing Runways 1 Left and 1 Right at Bravo.
Simultaneous Approaches into intersecting and Parallel Runways are in Use.
Notice to Airman,
Runways 25 Left - 7 Right closed.
Runway 25 Right, Glide Slope is Out of Service.
Ground Control confined on 121.1.
Helicopter Control open 119.9.
Pre-departure Clearance on avaialable, Contact Clearance Delivery.
Call Arrivals contact approach on 135.0.
Advise on initial contact, You have information.

朝ですが、気温は低くて乾燥してます。　天気は良いですね。　気圧も高いし。
主力滑走路が一本閉鎖していますが、まだ３本有るんで大した問題は無いでしょう。
それに閉鎖された滑走路も１Right　や　Leftよりちょっと長いだけです。
まあ、問題とすれば悪天候の時、長い方の滑走路にGlide Slopeが無い事ですね。

ATISを元にAirport Diagarmに状態を記入してみました。
一番右の滑走路は閉鎖中です。
赤い矢印が着陸用の滑走路です。
水色が離陸用の滑走路ですが、Taxiway-Bavoとの交差点（Intersection）からの離陸となります。これはRunway 25 RightがRunway 1 Rightと1Leftを横切るので、運行をスムーズにする為の処置と思います。Runway 25 LeftがOpenしていれば、どうだったでしょうか？気になる所です。

離陸のクリアランスも、"Cleared for Takeoff Runway 1 Right/Left at Intersection Bravo." と言う風に言いますし、リードバックもBravoって言ってます。

まあ、ATISが言っているのは標準的にって意味ですから、リクエストをすれば違う所を使う事も出来る可能性も有りますし、Appraoch　Controlが１Rightを指定する可能性もあります。
また、長い滑走路が必要な時はTaxiway Bravoからでは無く、一番端から離陸する事もリクエストできます。
"Full Length"や "Request Runway 1 Right, Full Length"と言う操縦士も居ます。

注意： 2010年09月からFAAのTowerの指示が変わりました。　 離陸時に滑走路上で待機せよと言うのが、 新しく国際標準の"Line-up and Wait"に変わり、以前の"Position and Hold" や Taxi into Position and Hold"が廃止されました。　 このサイトでは以前の ...Position and Hold."の音声データが大半です。　 現在はLine Up and Waitです。申し訳ございませんが、この部分は注意して下さい。

基本とお勉強

注意：ATCの変更
以前に作ったの