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ILS, Instrumnet Landing System

ILSアプローチで使う計器。 VORと同じ物。 左右に動く針がローカライザー、上下に動く針がグライド・スロープ。 ローカライザーではOBSは使いません。何度に合わせても、同じ表示です。

ILSは、計器飛行の中心的役割と言っても過言では無い、Instrument Approachの代表的な物です。今後は ILSは前方があまり見えない時にでもPrecision Approach、精密進入が比較的、簡単に行えるアプローチです。多くの古い小型機(単発のセスナ等)から最新のジャンボジェットまで、ほぼ全ての計器飛行機で行われています。 

通常のILSでは、200 feet AGL までIMC(雲中飛行)で降下する事が出来ます。 空港回りの障害物や地形にも影響されますけど、かなり低い所まで降りる事が可能です。 Cessna 172でも、 200 feet AGL まで降りてくると、今度は着陸自体の準備も必要になるので、200 feetはかなり低く、通常の着陸を考えると低さの限界に近いでしょう。 VFRではBaseからFinalを400〜500 feet AGLで旋回を終らすと思えば、200 feet AGLの低さは簡単に想像できると思います。

またILSでもCAT-IIやCAT-IIなど精度の高いILSで100 Feet AGLや50 feet AGL、時には0 feet AGLまで可能な物もあります。

ILS Approach Systemの地上設備

Localizerについて (VORの説明ページから)

ILS Indicator 

下降できる高さ、Minimum Altitude DA Decision Altitude (DH, Decision Height) について

 

Localizerのアンテナ、 Departure End(着陸する滑走路の向こう側)に設置されてます。
Localizerのアンテナ、 Departure End(着陸する滑走路の向こう側)に設置されてます。
ちょっと大きな滑走路の終わりに、設置されているのを見た事は多いと思います。

物凄く敏感で、VORの約4倍ぐらいの感度が有ると思って下さい。

 

TOP : 地上施設 : 機上のIndicator : Mimimum
ローカライザーについて(VORの説明ページより


簡単にILSの飛行方法を書きました。 筆記試験を意識してるので、ILSの訓練では飛行教官の言う事をシッカリと聞いて理解してください。このページに出ている事はダイジェスト版です。

MLS, Microwave Landing Systemの事をちょっとだけ。 MLSの事は分かってませんけど、参考程度に。 (IFR Written)

 

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